MECHANICAL FLOWER

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ZARD回想録 ~オリジナルアルバム紹介+コンピレーションアルバム/ベストアルバムひとこと紹介~

出典:ZARD Official Website https://wezard.net

 

 やってまいりました長編企画でございます。今回も読んで字の如く、ZARDのオリジナルアルバム11作のプチ紹介と編集盤/ベスト盤9作のミニミニ紹介となります(分けてみました)。前置きはカンタンに以上ということで。では、どうぞ!

 

目次

 

オリジナルアルバム紹介

 当時の "Zard" 名義でリリースされたミニアルバム形式の1st。同タイトルのデビュー曲がいきなりドラマ主題歌に起用されプチヒットしたものの、2カ月後に発売した本作自体はそれほど売れなかったとか(ブレイク後にジワ売れ)。そのデビュー曲は後のZARD像と比べほぼ遜色ないものの、一方でアルバム曲は主張強めのエレキギターが鳴り響く前のめりのロック系で随分とイメージが違う。その辺りの乖離や、まだ若々しい声でいっぱいいっぱいに歌うボーカル、坂井泉水が作詞をしていない曲が唯一存在、といかにも初期の手探り感が出た一枚。「愛は暗闇の中で」は何とHRバンドのカバーで、しかも17年後の2009年にリメイク/シングル化されるという珍しい経緯を辿った楽曲。

 

 前作に続きミニアルバム形式での2nd。名義は "ZARD" になったが固定のバックバンドメンバーが新たにクレジットされた(ブックレットにも少し写っている)。作風としても前作のロック路線を継承しつつも、楽曲によっては後のZARDらしさの萌芽を感じさせるなど全体的には順当に完成度を高めている。一瞬中島みゆきと勘違いしかねない怖いジャケ写がインパクト大だが、この頃ならではの空気感というものが確かにあるし、個人的にタイトル/シングル曲の「もう探さない」のマイナー歌謡ロックっぷりがツボというのもあって結構好きな一枚。ちなみに全ディスコグラフィーの中で坂井泉水が作曲した全4曲のうち何気に2曲が収録されており、うち1曲は2009年にリメイク/シングル化された。

 

 初のフルアルバムとなった3rdで、バンド形態としては早くも最後の作品。4作目のシングル「眠れない夜を抱いて」のヒットやTV出演などで知名度を拡大、大ブレイク後のロングセラーも合わせてミリオンヒットを記録。清廉かつ清純とした伸びやかな歌、キラキラ感やリバーブ感の強い都会的なオケといったZARDの象徴的な(そして当時のビーイングど真ん中な)スタイルがここで確立。後追いで聴くと時代性の強いサウンドがいかにもひと昔前という印象だけど、楽曲自体はどれも力の入り様が明らかだし、ロック路線を消化し違和感なく溶け込ませた曲も点在し全体の流れも良い。中でも非シングル曲ながらベスト盤常連となった人気曲「あの微笑みを忘れないで」の存在感は格別。

 

 メンバー表記がなくなり、坂井泉水のソロプロジェクトという形に立ち返った4th。「負けないで」揺れる想い」の2大ミリオンヒット収録の効果もあり、初のチャート首位・ダブルミリオン・年間1位という破格の大ヒット作になり、オリジナル作としては自身最大の220万枚というセールスも記録。当時の矢継ぎ早な活動の中で、手応えのある方向へ一点集中で定めたような完璧なプロダクト。手に余る要素が排除され角がとれたサウンド、名曲を名曲たらしめる歌詞の言葉選び、そういった大衆へ向けた手段がそのままZARDの個性として頂点に達し華が開いたといった感じ。シングル4曲にモータウン調の「Listen to me」やロック調の「I want you」などもあって聴き応えも抜群。

 

 まるで前作の仕様違いかと勘違いしそうなほどジャケが似ている5th。当然れっきとした新作だがまさに前作の双子盤と言ってもいい内容で、前作で完成を見せた王道ZARD/ビーイングメイドのサウンド/良曲が並ぶ。全体的に曲調に均した感はあるものの、ヒットシングル3曲うち2曲は若干大人っぽい陰影を含み、終盤2曲ではやや意欲的なアレンジを取り入れるといった具合に新鮮な部分もあるし、初めて非シングル曲を表題曲(名曲!)に据えた点からはアルバム曲の充実や舞台としての厚みを感じさせるものがある。事実「負けないで」以降TV出演はなくなったものの、前作とほぼ同等の大セールスを記録し、後の25周年ベスト盤には本作よりなんと8曲も選ばれている。

 

 長戸大幸やB.M.F(ビーイング)プロデュース最後の作品となった6thであり、一つの区切りを迎えたと言える一作。再生すると歌始まり&シャッフルリズムの「今すぐ会いに来て」が耳に飛び込んでくる点に軽く驚くが、基本的には盤石・安定のZARD節といった手堅い内容で、期待通りな反面そろそろ若干の刺激不足は否めないかも。しかし自伝的な詞でファン人気の高い表題曲、ここでしか聴けないリアレンジver.の「こんなにそばに居るのに」、DEENに歌詞を提供した「瞳そらさないで」のボサノヴァ調セルフカバーなど注目点も多く、アルバム用新曲が過半数の作品がこの先しばらく途絶えることもあり、貴重な黄金期のオリジナルアルバムらしいアルバムとして決して見逃せない良作。

 

 初のセルフプロデュースとなった7th。風景のジャケットが新鮮だし、自身3番目のヒット曲/代表曲となった「マイ フレンド」始まりというのも最高である。そんな「マイ フレンド」に顕著な快活なバンドサウンド風の音像や、アコースティック又はそれに準ずる柔らかさ/素朴さなどが特に耳に残る一枚。さすがにビーイングサウンドが古臭くなり、チャート上位を色んなバンド勢が賑わすような時代にあって、小さくも確かな変化とZARDらしさの追求の両輪を成した成果と言えそう。既発曲と歌詞提供曲のセルフカバーで9曲を占めるためオリジナルアルバムらしさには欠けるが、提供曲はFIELD OF VIEWのヒット曲が多くバリューもあるし、全体に漲る瑞々しい勢いだけでも十分に満足できる。

 

 「ZARD BLEND」を挟み2年半ぶりの8th。「~BLEND」以降の7シングル9曲+セルフカバー1曲を収録した全13曲と、ZARDのオリジナルアルバムとしては最多曲数。関与した作家数も最多となっており、黄金期を担った面々に加え、倉木麻衣を輩出した新興レーベル・GIZA studioの新人作家なども起用。大陸的な「永遠」や際立ってドラマチックな展開が光る「運命のルーレット廻して」を筆頭に当時のアレンジへの意欲的な姿勢も功を奏し、王道タイプの楽曲と新たなジャンル感へ挑んだ楽曲がバランス良く共存した幅の広い作品となった。前作同様に半ベスト盤のような構造ながらも一枚を通した主張や自信が見て取れ、意外とオリジナルアルバムらしい一体感を放つ充実作。

 

時間の翼

時間の翼

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 ベスト盤2作・ライブ盤を挟み2年ぶりの9th。ビーイング全盛期の作家の退陣やGIZA studioの隆盛のせいか音楽性が大きく変動。クラブ向けっぽい打ち込みやR&Bテイストを取り込んだリズミックなダンスサウンドが主軸に。というかぶっちゃけ曲によっては初期の倉木麻衣まんま。これが明らかに消化不足でZARDとしては違和感しかないし、終盤を(10周年記念という名目の)「揺れる想い「負けないで」の長尺リミックス連打の後に表題曲の未完成ver.で締めるという何とも珍妙かつ半端な仕上がり。一応チャート首位は獲得したものの、ファンの間では迷走期扱いされ売上も苦戦、制作側も「納得のいかない作品なのでいつか作り直したい」として廃盤になった黒歴史的な一枚となっている。

 

 「ZARD BLEND II」を挟み3年という最長のスパンを経ての10th。 "ZARD第二章" を宣言しての制作となり、タイトルにもその気勢が表れている。バンド風/生楽器+古い音になりすぎない程度の打ち込みというベーシックなスタイルを取り戻し、前作の表題曲の別アレンジでの完成版や今現在なりのロックモードの理想形を表現した今作の表題曲といった名曲/名演の中に、スペイン舞曲のような楽曲やロッカバラードなど変化球じみたアクセントが機能。バラードではない最終曲で爽やかに締められる結びも心地よく、前作の迷走が嘘のように芯が通り、久々にアルバム新曲が過半数を超える構成を全編に渡って聴かせてくれる。売上は上昇しなかったが、今後への期待を繋げるリスタートを切れた快作。

 

 初となる全国ツアー(!)を経ての11th。8thと同数の13曲収録と最多だが過半数が新曲とオリジナルアルバムらしいバランス。大部分の作曲を担当したGIZA studioの主砲作家と、全盛期を支えた編曲家の再起用のタッグにより、現代に即した上でのフックと力強さを獲得したサウンドと、年齢や時流を重ねた視点の詞作が合わさり、単純な原点回帰ではなくZARDらしさを保ったまま時代を進め、また新たな一歩を刻んだ内容となった。たまに歌が辛そうな場面も見受けられるが、当時公表されていなかった闘病の影響だとするとそれも制作のリアルさが封じ込められた意義のある一枚と言える。オリジナル作としては惜しくも生前最後の作品となったが、この先も見てみたかったと思わせる良作。

 

 デビュー30周年記念の各オリジナルアルバムのリマスター再発と同時に発売された9thのリアレンジ盤。原作は作り手側が作り直しを望んでいたという作品のため、20年越しに達成したことになる。ただ内容はリズムの音色や音圧を整えたり飛び道具的な部分を排除してZARDとして無難に聴けるよう尽力したような形で、リアレンジと呼ぶにはやや大仰な気もするし、原曲の良さや挑発的な部分をただ漂白しただけのような曲もあったりして賛否が分かれそう。しかし結局は坂井泉水が不在のためどうあっても万人が納得のいく作品にはなり得なかっただろうし、無駄なリミックス2曲を省いたり不完全だった表題曲を再構築し、アルバムの頭から最後まで綺麗にまとめられた点は非常にありがたい。

 

 

コンピレーションアルバム/ベストアルバムひとこと紹介

ZARD BLEND~SUN&STONE

ZARD BLEND~SUN&STONE

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 初の編集盤。公式ではあくまでも坂井泉水のお気に入りや夏を意識した選曲の "セレクションアルバム" という体裁だが、ベスト盤同様の内容でありその先食い需要も大きかったのか大セールスを記録。ミックスやバージョン違い、デビュー曲のボーカル再録など手が加えられている曲も多い。

 

BEST The Single Collection~軌跡~

BEST The Single Collection~軌跡~

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 "初のベスト盤" と公式で定められたシングル集。"オリコン1位~2位を獲得したヒット集" という売り文句のため最初期の曲などは省かれている。全盛期の代表的なシングル曲がすっぽりと収まっており、売上は自身ダントツの300万枚に到達。ビーイングファンにはお馴染み(?)の連名企画のシングル曲「果てしない夢を」も収録。

 

ZARD BEST~Request Memorial~

ZARD BEST~Request Memorial~

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 シングル集から4カ月後に発売したファン投票のベスト盤。シングル集から漏れたシングル曲や人気アルバム曲などが順当に選曲された作品で、要するにB'zでいう「Pleasure」「Treasure」みたいなものである(多分)。今となっては他で聴ける曲が大半だがWANDS上杉昇とのデュエットver.の「雨に濡れて」やシングル曲「MIND GAMES」がアルバム収録されたのは本作のみ。

 

ZARD BLEND II ~LEAF & SNOW~

ZARD BLEND II ~LEAF & SNOW~

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 セレクションアルバム第2弾。今回は秋冬を意識したという選曲だが、アルバム初収録のB面曲が多くカップリングベスト的な意義の強い一枚。脂の乗っていた時期なので作風も安定しており、もろ80年代歌謡ロックからまったりミディアムから壮大なロックバラードまで色々楽しめる地味だけど確かな良曲集といった趣。Barbier「クリスマス タイム」のセルフカバーが聴けるのはここだけ。

 

Golden Best ~15th Anniversary~ (通常盤)

Golden Best ~15th Anniversary~ (通常盤)

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 デビュー15周年を記念した2枚組のオールタイムベスト。全27曲中25曲に渡って最初期/迷走期を除くシングル曲が時系列順で収録。ヒット曲/代表曲が盛り沢山の内容でリマスターされた音質も抜群。ZARDのパブリックイメージに沿う王道の楽曲だけサラっと楽しむのであればこれ以上の作品もない。なお生前最後のシングル「ハートに火をつけて」がアルバム収録されたのは本作のみ。

 

 没後に制作され2作同時にリリースされた追悼盤の1つ。こちらは坂井泉水が生前に公表していたセレクションアルバム第3弾の構想を元にしているが、ほぼ半数の楽曲が入れ替えられているし選曲の意図も不明瞭、ベスト盤としてもやや半端ということもありあまりお勧めできる作品ではない。

 

 2作同時にリリースされた追悼盤のうちの1つ。こちらはレコーディングスタッフの選曲となっており、もう1つの追悼盤や「Golden Best」未収録のシングル9曲(うち「悲しいほど貴方が好き」のアルバム収録は本作のみ)を中心に、それらと被りのない範囲の楽曲で構成されている。結果として隠れた良曲を堪能できたりと痒い所に手が届くような内容と言えるので、入門の次の一手などに良さげ。

 

ZARD Request Best-beautiful memory-(DVD付)

ZARD Request Best-beautiful memory-(DVD付)

  • アーティスト:ZARD
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 没後に企画されたファン投票によるベスト盤で、50万通もの応募をもとに選曲。意外とカップリング曲やアルバム曲からの選出が多めで、リアレンジなど手を加えられた楽曲もあり、上記追悼盤2作との被りも極力抑えられ、ベスト盤常連の不動の人気曲は追悼ライブ音源での収録となるなど、「Golden Best」やその他編集盤とはまた異なる価値を持つように気が配られた内容。その分意外とファン向けの作品かも。

 

ZARD Forever Best~25th Anniversary~

ZARD Forever Best~25th Anniversary~

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 デビュー25周年を記念したオールタイムベスト。「早春」「初夏」「盛夏」「秋冬」と題された4枚組の大ボリューム盤で、10年ぶりのオールタイムベスト盤であることや発売前から "最後のベスト盤" という触れ込みだったため、ZARDの歴史を総括するように出し惜しみなしの全力の選曲といった装い。遺された楽曲は膨大で、これでも拾いきれない良曲も多ければ、結局最後まで編集盤にスルーされ続けた不遇の曲もあったりもしたけど、この先もずっと全方位へ向けた決定版として存在し続けていくであろう珠玉の作品。

 

 

おわりに

 以上です(ゼーハー)。エイプリルフールネタのようで実はそうでもない、管理人の趣味を思うさま爆散させる長編記事の第3弾でした。今回はZARD!BOXセットやライブ盤を除く全アルバム(多分)を自分なりに振り返ってみました。

 昨年に河村隆一の記事を書いたとき「来年もやるのかなぁ…やるなら誰かなぁ…」と考えていたところ、Twitterでお付き合いのあるUNLK a.k.a アンラクさんがこのネタに反応してアンサーとして小松未歩の記事を書いてくださり、「その手があったか!」と膝を打ちつつ、それを参考に決定した次第であります。

 

 まさにファンにしか書けない愛とエスプリの効いた記事!

 

 と言うのも、管理人にとってのロックの目覚め、インダストリアル音楽の目覚めみたいなきっかけ話は過去のブログ記事やTwitterなどでちょこちょこ書いた覚えがあるんですが、初めて好きになった女性(Vo.)アーティストというくくりだと、思えばZARDなんですね。というか時系列をよく考えたら音楽自体への目覚めかも?以降も他の色々なアーティストを好きになっていっても波はあれどずっと追い続けていたし、そのお陰で彼らが所属したビーイング内外問わず「ZARD的なもの」には今に至るまで無条件で惹かれてしまうように刷り込まれたというか(オイ)、その辺りの嗜好の形成に人生レベルで強い影響を受けた、自分にとって故郷のような存在なのです。

 管理人と近い世代の人なんかは、全盛期の楽曲のいくつかは知っていると思うけど、熱心に聴いているような人でもない限りは、今だと某24時間テレビのマラソン応援歌とかで「負けないで」が歌われるときに思い出すくらいだったりするのかも。そう、彼らはヒットシングルやタイアップ曲はたくさんあっても(あるがゆえに?)、アルバム単位であれこれと語られているのをあまり見たことがないかも…ならば自分で語っちゃおう!という思いつきが今回の記事に繋がっています。

 正直管理人もライトリスナーではあるし、今回久々に聴き返して思いを新たにする部分も多かったわけだけど、黄金期はもちろん、それ以前からもそこを過ぎてもずっと良質な楽曲や作品を作り続けていたんだなというのを改めて実感します。アレンジ面で古さを感じるときはあっても(それが良いときもあるんだけど)、楽曲そのものは本当にエバーグリーン。まぁ坂井泉水本人はほとんど作曲はしていないし演奏もしていないわけだけど、深く意見を出し合いながら制作にあたっていたようだし、彼女の澄んだ歌声、人の心を掴む歌詞、そして何よりも努力あってこそ名曲を名曲たらしめている、まごうことなきアーティストだなと。亡くなられたのが本当に残念でなりません。

 坂井泉水の没後もメモリアルイヤーを中心に様々な企画や追悼ライブ、リリースなどが定期的に行われており、ファンから長く愛され続けているわけですが、最後のベスト盤と銘打たれた「ZARD Forever Best 〜25th Anniversary〜」のキャッチコピーが「ZARDと、もう一度出逢う」というものらしいんですね。ああ、これは良い言葉だなと思って。以前聴いていた人や聴いたことのある人が、再び触れるきっかけとして。このブログ記事も、少しでもそういうものになれれば幸いです。2021年には30周年記念でサブスクも解禁されており、アクセスしやすくなっています。ベスト盤をつまみ食いするのでもいいし、昔けっこう好きだったわ~なんて人が後期のアルバムを聴くと、新しい発見があったりするかも。

 

 

 長い記事になったけど、ここまで読んでくださりありがとうございました! 勝手に大変な思いをしながらも勝手に楽しんでいるという自己満足全開のコーナーですが、これを毎年4月の恒例にしようかなという気持ちと、やりきった感とネタが尽きた感があるので今回で完結でもいいかなという気持ちが逡巡しております。来年はどうなることやら…