Dope / No Regrets

No Regrets

No Regrets

 

 US出身のニューメタル/インダストリアルメタルバンドの5thアルバム。

 

 ここまで2年おきにアルバムを出していた彼らにしては少し間隔が空き、レーベルも移籍し約4年ぶりとなった作品。その間に再びリズム隊が交代しており、ここまで彼らは毎作ごとに誰かしらメンバーチェンジを挟んだことに。かと言って別に波乱のバンドというわけでもなさそうで、中心人物のEdsel Dopeとしては自分と右腕的存在のVirusがいればバンドの舵取りに影響は無いとしている模様。まぁこの2人で全部作っちゃってるしね。その分彼らは方向性が大きく変わることもないわけだけど、それでも毎作のように着実に進化していて、今回はアメリカ政治へのメッセージを込めた前作以上に勢いや激しさが激化。全体的にテンポアップした中で高速なメタルリフ、テクニカルなギターフレーズやギターソロを全面的に強調し(「Addiction」ではZakk Wyldeが参加!)、通した印象は過去最高にスピーディでロックンロール!いいですね。Billy Idol「Rebel Yell」のカバーがまた珠玉の出来だけど、他の曲も全く見劣りせず、また終盤には8分に渡る過去曲のライブメドレーも挟み、これも迫力十分でアルバムの充実度を高めています。インダストリアルメタルやニューメタルの隆盛もひと段落し、解散したり勢いが薄れたりする同系統のバンドが少なくない中で、実に頼もしい存在に成長した彼ら。マンネリとの戦いもあるだろうけど、どこまで走り続けられるのか、今後も見守っていきたいです。