zilch / SKYJIN

SKYJIN

SKYJIN

 

  X JAPANのギタリスト・hideを筆頭としたプロジェクトバンドの2ndアルバム。

 

 

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 はい、すいません。ふざけました。これは何かと言うとですね、管理人が多大な影響を受けたかつてのCDレビューサイト「ジャイアニズム宣言(仮)」(管理人:TCRさん)が元ネタで(我ながらこういうの好きすぎ)、hideを愛してやまなかったTCRさんが、zilch「SKYJIN」のレビューでの採点を放棄し、評価点を書くスペースに点数の代わりに置かれた顔文字です。ここに込められた愛憎に非常にシンパシーを感じた(というか爆笑した)管理人は、いつかリスペクトを込めてこれをどこかで使わせてもらおうと思っていました。ただ、TCRさんは決してみだりに叩いたわけではなく、良い点も含めた真摯な感想を記し、製作陣に対する敬意を示されたことは合わせて書いておきます。

 

 ↓以下、管理人の感想 

 

 hideの没後に世に出た1stアルバムから約2年半後、(元)LUNA SEAのJが音頭を取り、zilchのコアメンバーでもあったRay McVeighを中心に活動を再開しての2ndアルバム。他にも国内外で様々な名のあるミュージシャンが参加し、メンバーを固定しないという体裁は継続しています。ヘヴィでノイジー、かつプログラミング多めという1stの雰囲気の残るバンドサウンドではあるのだけど、ボーカルが完全に別物で、その大部分はヒップホップやドラムンベースを専門とするMCによるラップで、楽曲構造もそれらに近づけた解釈がところどころでなされています。でもなんか全体的に平べったく聴こえるのは否めない。前作(というかhide)の素晴らしさというのは、音楽ジャンルだけでなく、邦楽的なポップさまで含めたミクスチャー感覚や、歌い回しやサウンド面における奔放さと細かいこだわりを両立させる遊び心だったりするわけで、さすがにそれは本作からは感じないし、zilchの名前である以上、別物として聴くのも無理があるというか。hideが健在だった頃から存在した構想を形にしたらしいのだけど、もう1人のzilchであるPaul Ravenが関わってない時点で、それもどこまでのものなのか疑問。ただ、Ray McVeighの複雑な感情が吐露されたであろう「LETTER TO A FRIEND」を聴くにつけ、自分なんかには想像もつかないような障害を乗り越え、hideに贈るべく作られたのかな…と思うと、これはこれで尊い作品なのかなと。曲単体で見ると格好いいと思った曲はいくつかあったけど(The CultのIan Astburyが歌った曲とか)、後に睡蓮として活動を始める2人(元SOFT BALLET藤井麻輝と女性ボーカリスト芍薬)が参加した前衛的ブレイクビーツ「SILHOUETTES & CIGARETTES」は特に聴けて良かった一曲です。