American Head Charge / The War Of Art

War of Art

War of Art

 

  US出身のニューメタル/インダストリアルメタルバンドの2ndアルバム。

 

 Slipknotの来日公演の前座も務めたバンド。複数人が担当するギターやキーボード、そこに加わるサンプリングやプログラミングなど、7人編成という特色を生かした厚みのあるサウンドと、そこに絡むシャウトやラップボーカル等で前のめりな激しさを演出。大所帯であることや、Rick Rubinプロデュースという点からはSlipknotと共通点があるし、のっぺりとしたサビのメロディは何となくFear Factoryっぽくもあり。一応インダストリアルメタルにも分類されるようだけど、機械や電気を駆使したインダストリアル色はあまりなし。しかし、キメとタメを強調して一音一音をゆっくり叩きつけるように、かつ複雑に刻まれるリフだったり、1曲の中で極端に強弱をチェンジする場面も多く、曲間の繋ぎにも意味を持たせたりと、とにかく楽曲の作りが凝られている印象。インディーズ作である1stアルバムと収録曲の多くが被っていることから、本作が彼らの実質的な一作目とも位置づけられそうだけど、全16曲68分超というボリュームと相まって単調に、そして文字通り「重たく」感じます。聴くのに疲れる。良く言えば要素が盛り沢山とも言えるけど、最終的には何がやりたいのかもうちょっと定めて欲しかった。