Ministry / The Mind Is A Terrible Thing To Taste

The Mind Is a Terrible Thing to Taste The Mind Is a Terrible Thing to Taste
(1994/09/22)
Ministry

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約1年ぶりの4thアルバム。

 

前作に比べるとメタルギターの比率が上がりながら、畏怖される冷徹で無機質なノイズ/インダストリアルも強化し、独自の表現手法をより究めています。スラッシュ色を強めたギターリフ、より硬化されたリズム、機械仕掛けのサンプリングが前面に押し出され、まるで鋭いナイフのような冷たさと切れ味です。 この作品で必ずスポットが当たる曲として#1「Thieves」と 続く#2「Burning Inside」がありますが、前者は冷酷無慈悲なMinistryの極地として、後者はスラッシーなギターリフが印象的なキラートラックとして、どちらも実に高い完成度。個人的には、反復されるベースフレーズが「Thieves」に勝るとも劣らない残忍さを醸し出す#4「Cannibal Song」と、女性コーラスと金属音が融合した美しさと狂気を併せ持つ#9「Dream Song」が一押し。ヘヴィメタル色全開の次回作への橋渡しに収まらず、インダストリアル・メタルとしての極限へ辿り着いた名作。ジャケットの不気味さが表すように、冷たく、気味が悪く、そして病み付きになります。