Skinny Puppy / Bites

Bites

Bites

 

 カナダ出身のインダストリアル/EBMユニットの1stアルバム(1985年)。

 

 元々は9曲入りのLPでリリースされ、1993年にCD化された際には全17曲と倍近い収録数になっています。ただ、初めてCD化されたのは、デビューEP「Remission」と合わせたコンピ(1987年)だったり、他にもカセット形態のリリースがあったりと、なんだか複雑でよく分かりません。さすがにこの時期だと歪みうねるようなノイズも控え目で、タイトでシンプルなEBM+実験的サンプリング集みたいな感じ。意外とノリノリで進んでいくポップ寄りの曲もあるかと思ったら、何だかマニアックなサンプリングにまみれた謎めいた曲もあったりとごちゃごちゃな感じを受け、どことなく全体を通して散漫であり、物足りなさを禁じえない。 それでいて(CDだと)全17曲というボリュームなのでもうお腹いっぱい。しかしそれでも、後のSkinny Puppyに繋がる要素なんかは何となく感じ取ることも出来るので、そんなに悪くないかなと。ノイズやシンセの音使いが面白い「Last Call」や、癒し?の清涼アンビエント「The Center Bullet」なんかは印象に残ります。