出典:PIRROT OFFICIAL SITE https://pierrot.jpn.com/
メジャーデビュー日の同日となる去る9月10日に、待望の全26作品のサブスク解禁、そしてその1カ月後に開催されたDIR EN GREYとの2度目となる一大対バンイベント・「ANDROGYNOS -THE FINAL WAR-」、そこで発表された約10年ぶりとなるワンマンライブなど、今なにかとホットな話題を提供しているヴィジュアル系ロックバンド・PIERROT。
管理人の大大大青春でもある彼らについて、ブログで取り上げるなら今しかない!ということで、彼らの概要と歴史、音源や楽曲などを自分なりに振り返る記事を書いてみました。少し長くなったけどお付き合いいただければ嬉しいです。では、どうぞ!
まず最初にPIERROTというバンドについて軽くおさらい。Vo.キリト、Gt.アイジ、Gt./Synth Gt.潤、Ba.KOHTA、Dr.TAKEOからなる長野/埼玉出身の5人組ヴィジュアル系ロックバンド。1990年代中盤~2000年代中盤くらいまでのヴィジュアル系シーンでトップクラスの人気を誇るも2006年に突如解散、その歴史に幕を下ろしました。
彼らを語る上で外せない特徴は、やはりキリトが織りなすコンセプチュアルな世界観。神話、史実、社会問題、学術、哲学、空想など…そういった小難しいテーマをベースに背景を練り上げ、独自の切り口や視点と砕けた言葉選びによって耳に残りやすい形で歌詞に落とし込み、ある時は物語を淡々と綴るように、またある時は登場人物を憑依させるかのように歌うまるで語り部のようなボーカルスタイル。単純な歌唱力云々を超えた一筋縄ではいかない魅力に溢れています。そして中には楽曲同士の関連性を匂わせたり、作品単位を超えた裏設定が隠されていたりと、その多くを理解しようとしたらファンにもなかなか骨の折れる作り込みが基本的になされているという。なのでライトな感覚でサラっと聴き流す程度だと、彼らの深いところまではなかなか到達できないかも?リリースされたCDについてもブックレット内の演出や特殊な装丁/付属品など凝られた仕様で発売されていたものも多く、アイテム自体にもコンセプトを表現させるというこだわりや、現物を所有する喜びを与えてくれるという点もファンの心を掴んでいた重要な部分で、この辺りは後追いやサブスクでは伝わりにくいところかも。
サウンド面も負けじと個性的で、ギターシンセによってシンセ/ストリングスや和楽器/民族楽器風の音色など様々な色を付与したり、やたら捻くれたドラムセクションによる変則的な曲展開や独特のパターンで楽曲を引っ張ったりと、他のバンドには見られない耳を引く要素が特に目立つ初期~中期あたりまでの奇妙で風変りなアンサンブルは、バンドの雰囲気や方向性を決定づけ、コンセプトの説得力を確かなものに。ギターシンセを使用しているからといって単純にBUCK-TICKのフォロワー風というわけでもなく(影響は受けているだろうけど)、BUCK-TICKやLUNA SEAといった偉大なる先輩がやっていない余白を必死に探すようにと試行錯誤した結果、複雑なパズルを組み合わせるような構造の楽曲になっていったそう。
そういった歌/サウンドの両面による特徴が二人三脚となることで、間違いなくヴィジュアル系からしか出て来ないようなある種の王道的な音楽であるにも関わらず、似たタイプの作風が周りになかなか見られないという独自性も宿すことに。あからさまな先人の後追い感もなければ、同時代のバンドと比べても異端であり、後進への影響力もあるはずなのに音楽面でのフォロワーもそうそう見当たらない。そんな唯一無二の存在と言えるバンドとして、一時代を築くのでした。
もう一つ彼らを語る上で外せないのがライブでの活躍/逸話。インディーズ時代から精力的なライブツアーの本数や内容には定評があったようで、PIERROT=ライブという意識を持つファンも少なくないとか。特に観客が激しいヘッドバンギングや歌詞に沿ったキリトの動作を真似する“振り”で一体となる様は彼らのライブの様式であり肝。振りに関しては、キリトは元々はギタリストだったこともあり、ボーカリストとしてステージに立つようになった中で手持無沙汰な時間帯を埋めるためにたまたま始めたことがそのままお約束となったのだとか。激しい動き、不気味な踊り、意味ありげなポーズ…それを時には数千人規模ともなる会場全体で一丸となって綺麗に揃った動きでトレースする様は圧巻かつ異様で、それこそ一歩引いた視点から見たら引くか笑っちゃうかなんだけど、そこが彼らの宗教的とも言えるライブの醍醐味に違いなく、お立ち台の上から「この○チガイどもー!」と多数の観客を扇動/コントロールしていくキリトの姿が自他共に「カリスマ」と呼ばれる所以だったりするのだろうと。
メジャーデビューと同年には当時のデビュー最短記録での日本武道館公演を、翌年には同様にデビュー最短記録ドーム公演となる西武ドーム公演を敢行するなど、ピーク時には凄まじい勢いで動員を拡大。勢い余って(?)当時アウェー状態で出演したロックフェスで観客の洋楽ロックファンに喧嘩を売ってしまい、PIERROTを全く聴いたことがない層にまでその悪名が知れ渡り以降よく引き合いに出されるという伝説も作ってしまったり。それだけでなく、大きなライブや節目となるライブにも何かと凝った意味や演出があり、時にはファン相手にすら賛否両論を起こすような結果を招いたりも。かように、良くも悪くも話題を振りまきながらリスナーを巻き込んでいき、興味を持続させていくお騒がせな活動スタイルもまた彼ら(というかキリト)の名物。尖った言動については冷静な計算の上であえて悪役を買って出ているところもあり、どこまでが本意かよく分からなかったりもするし、小難しかったり怖かったりするイメージとは裏腹にライブMCやメディア露出時にはおふざけな面もよく出すので、エンタメ感とバランスを取りながら適度な距離感で付き合うのが丁度いいと思われます。
と、ここまで説明してきて改めて思ったけど、何というか本来は結構カルト的なバンドというか、あまり大衆的な人気を得るようなバンドでもないような気がするんですよね。コンセプトその他諸々を完全に理解しないと楽しめないというわけではないにしろ、どちらにしろ聴く人を選ぶ面は否めず、ついて来れる人だけついて来い的な閉鎖的なノリが根本にあるし、お茶の間にまで届いたヒット曲も特にない。逆に言うと、だからこそ一度好きになったら、深い沼に足を踏み入れたようになかなか抜け出せなくなるという強みもあり、彼ら自身の努力に加え時代の波にも乗って躍進を続けたことで、そんな“ピエラー”(ファンの非公式総称)の分母が膨れ上がっていき、驚異的な動員や知名度/人気の獲得に至ったのではないかなと。解散後もたまに何かアクションが起きる度にネットなどで大きな話題になったりするのは、そんな根強い支持者の多さの表れなのかも。
そんなこんなで、ここからは彼らの音源やお勧め曲について軽くご紹介。ここまで散々難解だの仕掛け云々だの言っちゃったけど、それはあくまでも強く惹かれた人間が同時代により深く入り込む手段としての話。今の時代にサブスクでサラっと掬うだけでも十分に楽しめる作品や楽曲を彼らは残してきたと思うので、この文章が何かの参考になれば幸いです。
こちらはキリトがギタリスト時代の唯一のアルバム。ついでの紹介だしサブスクにも当然ないけど、後の楽曲に関連する・またはリメイクされる楽曲が一部収録されていることから、余裕があったら手を出してみると面白いかも。歌メロやフレーズの端々には既にもうそれらしい捻りや妖しさがあって、この手のバンドの最初期作品にありがちな若気の至りっぽい感じも薄く意外と堂々とした振る舞い。安っぽいジャケもなんだか味があってインディーズ・ヴィジュアル系愛好家の心をくすぐる(かも)。
現メンバー構成での初のフルアルバムにして、彼らを語る上で絶対に外せない一枚。にも関わらず9月10日時点でのサブスク解禁時にラインナップから外れていたせいで逆にSNSのトレンドに上がるという珍事も。長年ライブで演奏され続けることになる定番曲の多さは、この時点で既に彼らの核となるものが表現できていたことの証明。詞曲ともに明確に広がったアプローチと、それに伴う全体を通した黙示録的な世界観の綿密な描写は、野心と確信を示すに十分すぎる内容。主要な楽曲は後のインディーズベスト盤にて再録されたけど、機会があったら一枚通してじっくり味わいたい、ここから先の彼らの快進撃全ての起点となった傑作。
インディーズ・ミニアルバム&マキシシングル。ここからサブスク解禁。この頃から『パンドラの匣』の線の細さがなくなり、楽曲のクオリティやプロダクションが格段に向上。テーマもフィクション性の強いものから人間の内面などにフォーカスし、バンドとして打ち出す世界観がサウンド/テーマの両面でより鮮明かつ奥深いものに。濃いファンならば恐らく多くの人が「PIERROTと言えば」という問いにこれら2作を挙げるだろうし、それは別に彼らがこれら2作を超える作品を作れなかったという訳ではなく、彼らの独自性や真価が純度120%で刻み込まれ、ここで一つの完成を見たから。ライブ定番曲は後のインディーズベストにて再録されたけど、オリジナル盤だけが纏うオーラを聴き通すことで得られる満足感もまた格別。是非ともご一聴あれ。
〈お勧め曲〉「Adolf」「脳内モルヒネ」「鬼と桜」「HUMAN GATE」「screen1 トリカゴ」など
メジャー1作目にして『FINALE』と名付けられ、タイトルやジャケから連想される「天変地異」「終末」といった大仰なムードを全体に漂わすアルバム。反面、楽曲によってはそれまでにない明るさ/親しみやすさを大胆に加えながらも、それが逆にPIERROTらしい毒々しさを別角度から浮き立たせ、新境地へ足を踏み入れることに成功。外部コーラス導入による叙情性/壮大さの強化なども含めたより緻密なアレンジ/細工での個々の楽曲のキャラ立ちも見事で、メジャーシーンへの対応力やキャパを急速に増していったライブスケールへ見合ったスキルアップなどが感じられる力作。
〈お勧め曲〉「MAD SKY -鋼鉄の救世主-」「CHILD」など
『FINALE』の登場人物が舞台を地獄に移したという設定の2作目。その背景にある通り全体を貫く空気感はひたすらに暗く重厚な雰囲気で統一されており、一部既発曲も本作向けにヘヴィにリアレンジするほどに徹底。物語性の強い曲、扇動的な曲、暴れ曲、可愛げのある曲など様々なタイプを揃えつつ、次にどんな曲が来るんだ?と先の読めない引きで期待を煽りながら次へ次へと進めていく展開の巧さも際立ち、全15曲を一気に聴かせてしまう充実度の高さ。戦々恐々とした音像を潜り抜け最後に向けて徐々に光が射していく流れは感動的ですらある。ファンの間でも最高傑作の候補に数えられる、彼らの全盛期を象徴する一作。
〈お勧め曲〉「ENEMY」「THE LAST CRY IN HADES (NOT GUILTY)」など
レコード会社の移籍を経ての3作目。現実でも新世紀を迎え、曲中でも〈新しい時代(ステージ)〉という歌詞を忍ばせたり、これまでにない音楽的アプローチを取り入れるなど、彼らなりに訪れた転機を逆手にとり、あえて迎え撃ったような内容。真っ白を基調としたジャケにも通ずる幻想的な雰囲気と表裏一体のサイケな不気味さが特徴でもある。従来のPIERROTらしいスタイルと新機軸のバランスに長け、『FINALE』から続く物語の終着やブックエンドのような隠しトラックの収録といった種明かしからなる集大成感もあって、総合的な完成度の高さは全アルバム中で一番かも。
〈お勧め曲〉「AUTOMATION AIR」「BIRTHDAY」など
『FINALE』~『HEAVEN』の三部作で描いたストーリーが一段落し、バンドとしても新しい局面を迎えた一枚。ギターシンセを重用するスタイルを捨て、よりロックバンドらしいフィジカリティを追求。「薬物」「幻覚」といったテーマを通底に、タイトル通り更に“攻撃”に打って出ており、架空のコンセプト性よりも現実社会の問題や情勢などに牙を向けた内容も目立つ。バラードらしい曲は1曲のみだけど、イメージを逆手に取り聴き手を驚かすような楽曲もあって意外とバラエティ豊か。キリトの歌い方の変化もあり従来ファンには賛否が分かれた部分もあるが、PIERROTに触れたことのないような人には案外最も勧めやすい一枚かも。
〈お勧め曲〉「ネオグロテスク」「HILL -幻覚の雪-」など
インディーズ3作からライブ定番曲/人気曲を選出し再録音した作品。ライブでよく演奏される楽曲のみを、セットリストを想定した曲順で並べ、ライブアレンジや曲の繋がりまで再現するなどかなり徹底された内容。余分なものがないためボリュームはコンパクトに収まっているけど、気軽にリピートできるという利点も。順当にブラッシュアップされた分インディーズ時代の得体の知れなさみたいな空気感は消失しているので、気分や好みで聴き分けたり比べたりすると彼らの魅力や変化をより感じられるかも。本作のお陰で『パンドラの匣』の人気曲がサブスク上で聴けるのは有り難いし、初回盤に収録された最初期のレア曲も嬉しい。
〈お勧め曲〉全曲
5作目であり最終作。バンド内の不和が囁かれていた時期でもあり、結果的にこの1年4カ月後にバンドは解散してしまうのだけど、そんな内部の混迷した空気感が反映されたような一作。アルバムのテーマやコンセプト云々よりもリフ主体のヘヴィでハードな質感で統一された全体像がほぼ全てを物語り、曲の緩急はあれどアレンジも練られた跡は薄く、1曲を除く全曲が3分台、トータルタイムも40分を切る短さでスパッと潔く駆け抜け余韻も残さない。あらゆる点で異質な、痛々しさや緊張感に満ちたドキュメント的な作品とも言えるが、逆に言うとマンネリとは無縁だったということでもあるし、内情を抜きに刺激的な音にただ耳を傾けることで見えてくるものはあるかも。
〈お勧め曲〉「PIECES」「MYCLOUD」など
彼らのカップリング曲はほとんどがアルバム未収録で、かつ良曲や外せない楽曲が多いので余裕があれば是非ともチェックしておきたいところ。インディーズ時代から解散までずっとライブで1、2を争う煽り曲として定番化していた「蜘蛛の意図」「*自主規制」はとりあえずマスト。他にも好きな曲は色々あるけど、個人的には中二病全開のPIERROT流へヴィロック「有害の天使」が一推し。アクの強さと鮮烈な曲展開がとても印象的で、でも一曲の主張があまりにも強くてアルバムにはそりゃ入らないだろうなという、まさにカップリングならではの名曲という感じ。
彼らのラストシングル「HELLO」はアルバム未収録なので個別に要チェック。解散寸前までいった混迷期を抜け、バンドの再スタートを宣言する“筈だった”楽曲だけど、結局彼らは解散の道を選ぶことになり、結果として皮肉なタイトルが残る形になったという。スッキリとしたシンプルでフラットなロックサウンドでインパクトはやや薄めだけど、その清々しさが逆に一種の達観も感じさせるし、歌詞に込められた心情の重みだったり、かつて2014年に8年ぶりの復活ライブが発表された際に大々的に使われ、その1曲目に演奏されたという点からも、バンドの重要な位置に収まるべくして収まった運命的な楽曲と言える。
解散から8年後の2014年に行われた再集結ライブを2枚組で収めたアルバム。ライブを醍醐味とする彼らはライブ映像作品は多数リリースしているけどライブアルバムはこれが唯一。初期から解散までの全楽曲からまさに選りすぐりのラインナップという感じだし、ライブならではの煽りや展開などによって増強された迫力と凄まじいまでの盛り上がりが記録されている。内紛によって決裂してしまったバンドの8年ぶりのライブとはとても思えない、彼らの生粋のライブバンドっぷりを耳で存分に味わえる一作。サブスクには無いので聴く手段にハードルはあるけど、興味があれば是非とも。
以上です(ゼーハー)。最初にも書いた通り、彼らは管理人の青春を彩りまくってくれた、人生の中でも超重要な位置を占めるバンド。単純に音楽としてハマったのはもちろん、彼らのコンセプチュアルな活動や言動に全力で乗っかり楽しく振り回され、その過程で色々な経験もできて、同じ時代を過ごせて良かったと心から思っているアーティストの一つだったりします。本気で語ろうと思ったらあと3万文字はいけるかも。いや無理かも。
彼らを初めて知ったけどバンド名もカタカナで見た目もあまりにもキナ臭くて全然惹かれなかった前メンバー構成時代、数年後『CELLULOID』を聴いて内容の凄まじさにぶったまげ、それがかつてのピエロだったことにまたぶったまげたという衝撃的な二重の出会い(?)を経て、彼らが活動を終えるその日まで全力で応援するだろうという予感や確信を持ったものでした。2006年の突然の解散劇には驚きを通り越して茫然とするのみだったけど、噂や兆候は確かにあったし、常に「いつ終わってもいい」と発言しながら活動を続けてきていただけに、それがちゃんと本心だったしいよいよ実現してしまっただけのことなんだろうと受け入れる自分もいて。何かと活動に意味やコンセプトを持たせてきたバンドなだけに、解散に伴って「『FINALE』で始まって『HELLO』で終わるという普通と逆の流れをいった」とか「結果的にラストになってしまったライブで最後に演奏された楽曲が「SEPIA」で〈いつの日かこれで/良かったと何気無く想うのだろう〉という歌詞がハマりすぎている」とか、ファンに色々と後づけで勝手に逸話を盛られてしまったのだけど、それもまたいかにも彼ららしい顛末というか。
かつてシーンの人気を二分するように活躍したDIR EN GREYは、今に至るまで活動を続け、海外にまでその名が轟くほどに確固たる地位を築いたわけだけど、そんな彼らと対等の立場で対バンが成立するのはやはりPIERROTしかいないんだなということを「ANDROGYNOS」の開催と盛り上がりで実感して、なんだか嬉しかったですね。DIR EN GREYに比べると管理人の観測範囲内だと熱く語ったり評価したりする人をあまり見かけなかった気もするけど、まぁ継続的に活動していなかったし仕方ないところはあるか。実はめっちゃ好きだったという方、「KEY WORD」のエロさとか「PURPLE SKY」のイントロの格好良さとか「PIECES」の歌詞のエモさとか分かち合える方がいたら、三日三晩くらい語り明かしたい勢いです(大袈裟)。
「ANDROGYNOS」の副題はそれぞれのバンドの偶然?にも対となる楽曲──「メギドの丘/アクロの丘」「朱い月/蒼い月」に明らかに掛かっているわけだけど、まだ「カルマ -因果応報-/業」「残酷な夜/惨劇の夜」とか残っているので、「-THE FINAL WAR-」とかそんな切ないこと言わずにまたやってほしいな~と思います。というのは半分冗談ではあるけど、その「ANDROGYNOS」でPIERROTの約10年ぶりとなるワンマンライブの開催も発表されたことだし、メンバー皆が健在で音楽業界に身を置いていれば、今後また何かが起こる可能性もゼロではない。そんな未来を信じて、これからもまた彼らの音楽を聴き続けようと思います。 まぁそんなことを言いつつも、この記事を書いている途中(10月22日)に『PRIVATE ENEMY』だけがサブスクからなぜか消えてしまい、彼らはまた新たな伝説を作ってしまったわけだけど──(オチ)。
(※現在は配信再開されています)
2025年
— PIERROT OFFICIAL NEO (@PIERROT_jp_neo) October 12, 2024
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