Godflesh / Love And Hate In Dub

Love & Hate in Dub

Love & Hate in Dub

 

 UK出身のインダストリアルメタル/ポストメタルバンドのリミックスアルバム。

 

 4thアルバム「Songs Of Love And Hate」からセレクトされた楽曲のリミックスや別バージョンで構成されており、タイトル通り、ダブを中心としながらブレイクビーツアンビエント方面のアプローチでほぼ統一されています。過去にシングルやEPにリミックス曲を複数収録したりと彼らはこういう活動は積極的に行っているけど、1枚まるごとリミックスというのは今作が最初(で今のところ最後)。思い切ってる。そして過去のリミックス曲よりも更にGodfleshらしい重機のような凶悪さとの融合が図られているし、元になった4thアルバムは彼らの中で初めて人力のドラムで制作されたという異色作でもあったため、"本来のリズムマシンで改めて再構築した4thアルバム"という視点で捉えてもいいだろうし、いずれにせよ他のどの作品とも違った毛色で楽しめそう。冷たく響くドラムと濁りきったベースが、感情を排除したかのようなドゥームインダストリアルの世界に誘う。Godflesh以外の何ものでもないサウンドにはやはり問答無用で惹き込まれちゃいます。特に鋭利なノイズと散発的なドラムが撃ち込まれる「Almost Heaven (Helldub)」は文字通り地獄のBGM。リミックスだと侮るなかれ、マストなアルバム。