MECHANICAL FLOWER

機械、金属、肉体、電子、幻想、前衛…そんな音楽が好き。

Pitchshifter / Submit

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 UK出身のインダストリアメタルバンドのEP(1992年)。

 

 Earache Recordsに移籍し、同時にボーカリストがJ. S. Claydonにチェンジしてのリリース。内容は未発表曲、リミックス、ライブ音源を集めたコンピレーションになっています。 1作目の内容をそのまま引き継いだかのようなスローヘヴィネスが広がり、印象としては前作よりGodfleshに近づいています。収録されているリミックスも結局基本線は変わらない重低音だけど、金属的質感がアップしてて結構カッコいい。ただ無機質に刻まれるリフが表情に乏しく、リズムトラックもやや練り込み不足なので、全体的に単調さが浮き彫りになっている気もします。しかし迫力はアップしているし、終盤のライブ音源は臨場感もなかなか。音だけはとても好みだし、このマニアックさが良いとも思うので少し複雑です(笑)。次作「Desensitized」に繋がるものはあると思うので、その辺りが気に入ったならチェックしてみるのもいいかも。