BUCK-TICK / SEVENTH HEAVEN

SEVENTH HEAVEN

SEVENTH HEAVEN

 

 5人組大御所ロックバンドの2ndアルバム。

 

 前作とはうって変わって完全新曲メインで構成されているとのこと。CDをかけたら始まる「FRAGILE ARTICLE」にまず驚愕。お花畑を笑顔で駆け回るかのようなほのぼのとした雰囲気で、櫻井が「ラララ♪ラララ♪」と歌うワルツ風オープニング。こ、これ、いいのか?しかしそれを過ぎれば、基本的には前作の路線を受け継いだ甘ったるいメロディのビートポップが続いていきます。だけど若さ弾けるような明るさ一辺倒だった前作に比べると、何となく哀愁感が漂い、より工夫されたアレンジや抽象的な歌詞などもみられるようになっています。だけど、全体的には前作と比べ大きな違いのなさやメロディの輝きに物足りず、これだと思う曲以外はちょっと印象に残りにくい。ひとつの転換期を迎える次回作「TABOO」への橋渡し的アルバムかなと。 しかし「...IN HEAVEN...」は文句なしに名曲。スピード感といい不思議に切ないメロディといい、実にクセになります。個人的には彼らの中でも聴き始めの頃にハマった曲なので思い入れもひとしお。