101A / one day

one day

one day

 

 2人組ポストロック/シューゲイザーバンドの2ndアルバム。

 

 バンドが始まってからこの作品まではボーカル/ギターとベース/プログラミングの2人体制で、本作のドラムにはセッションドラマーを複数人迎えて制作された模様。前作から2曲をリテイク収録していることも示す通り、轟音と浮遊感を行き来する冷たいポストロック/シューゲイザーサウンドは、前作の路線を継承したと言えるもの。2005年以降はヨーロッパ方面でも活動を開始したとのことで、そこに海外での活動もフィードバックし、改めてバンドの音楽を形にした作品といった趣き。激しさを押し出した楽曲はライブだといい感じにトリップしそうだなと思わせるダイナミズムが備わり、ダウナーな楽曲はブリストルサウンドに接近することで、新たな領域に踏み込んだかのよう。背景に溶け込むような儚い囁き声や、一気に感情を暴発させるような叫びを使い分けるnoahのボーカルも相まって、全体に通底するのはとことんまでディープな空気感。それは本作中では比較的流麗なメロディを聴かせる「corona」や、サックスを取り入れたインプロ風のラスト曲「neo」まで一貫したものがあり、揺るぎないバンドのスタンスを証明しています。acid androidとDEF.MASTERを兼任するメンバーも好意的なコメントを寄せていた(と思う)し、 インダストリアル系が好きな人にも響くものはあるかも。