fripSide PC game compilation vol.1

fripSide PC game compilation vol.1

fripSide PC game compilation vol.1

 

 第2期fripSideが担当したPCゲームのテーマソング等を収録した編集盤。

 

 といっても、南條愛乃以外にもゲームソング歌手や声優からゲストボーカルが数多く参加しており、実質的にはfripSideの枠を超えたコンピレーション盤となっています。作編曲の大部分には八木沼悟志(sat)が参加しているので、全体的なカラーはfripSide寄りのデジタルポップに統一されてはいるものの、ボーカルが入り乱れるとやはり聴き心地も若干新鮮。また、どの曲もタイアップ曲なだけあってシングルカット出来そうなキャッチーさを持っていて、それらがテンポよく耳に飛び込んで来る様は単純に気持ちがいい。fripSideのデビュー以前に完成していたという簡素なアレンジながら優しいミディアムポップの「ひだまりバスケット」、珍しくクラシカルなイントロから始まりマイナー調のクサメロがサビで爆発する「Alice in Rosso」、声優の声色によりいつものsat節が電波を帯びる「STAR☆CARNIVAL」など曲ごとに個性も光る。satが関わっていない曲の中では、スピード感/透明感に溢れるシンフォニックなトランスポップの「Tryptech -fripSide arrange ver.-」が白眉。寄せ集めだから仕方ないとはいえ平坦な印象も受けるものの、本隊で使えないのが惜しいほどの良曲も多い。何となくI've初期のガールズコンピを思わせる雰囲気なのも個人的にはGOOD。とういかこれはsatの「ひとりI've」みたいなもんですね。fripSideファンのみならずアニソン/ゲームソングファンも広く楽しめそうな一枚。