She-Shell / Sin

Sin

Sin

 

 元SOFT BALLET藤井麻輝SOFT BALLETの1995年の解散後に結成したエレクトロニカユニットの2ndシングル。

 

 1stシングルから女性ボーカリストが入れ替わり、今回はMIZUという歌手が参加。どうやら1stの渡真利愛と違って、正式メンバーとして今後もタッグを組んでいく「予定」だった模様。タイトル曲「Sin」は前作の「Flesh」にも通ずるゆったりとしたオルタナ系の曲。ノイズがポンと目立つような作りではなく、ザラついたバンドサウンドの質感やどこかトラッドな雰囲気が心地よい。MIZUの歌声はやや舌足らずで少し癖があり、渡真利愛とは完全に別タイプなんだけど、これはこれで曲に合います。続く「Fragment」はお得意のアンビエント/ダブ系の曲。うねるベースを軸にしたシンプルな構成ながら、深々とした空気感を加えるシンセや、ちょっとしたひっかき傷を残す環境ノイズなどの音がひとつひとつ丁寧に重ねられています。「Shadow」はどこかダークでアトモスフェリックなアンビエント/エレクトロニカ。アコギの音色にいい味が出てる。トラック上は21分ほどあるけど実際の曲の長さは約6分弱で、残りは無音を経て隠しトラック的に「Sin」のボーカル+ベースのみ、ボーカル+ギターのみのサンプル風トラックが収録。全体としては1stシングルで打ち出した世界の延長を思わせるもので、今後にも期待が出来たのだけど、残念ながら本プロジェクトはこの後に浜崎あゆみのリミックスに参加した後に終了した模様。ちなみにこの2ndシングルは1stシングル以上に輪をかけて入手困難品。

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