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Ministry / Houses Of The Molé

M


Houses of the MoleHouses of the Mole
(2004/06/22)
Ministry

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US出身のAl Jourgensenによるインダストリアル・プロジェクトの9thアルバム。

3rd以降、Alの片腕として共にバンドを支えたベーシスト・Paul Barkerが2004年に脱退。それに伴い、Alのワンマンプロジェクトとしての再出発となった本作ですが、その逆境が結果的にバネになり本人のやる気も噴出(?)。また、後期Ministryには欠かせなかったアンチ・ブッシュのコンセプトを展開し始めた最初の作品ということもあって、全体的にかつてのような高速・破壊的なインダストリアル・スラッシュの作風が蘇り、圧倒的なパワーを取り戻しています。アルバム中にブッシュ大統領の肉声のサンプリングがよく聴こえるようになったのもここから。また本作にはインダストリアル・スラッシュの頂点に立った5thアルバム「Psalm 69」を彷彿とさせる場面が随所にみられ、過去の曲を意識して作られたであろう曲やフレーズも登場したり、隠しトラックに「Psalm 23」という曲が収録されているし、隠しトラックを含めた全トラック数が69だったりします。他にも曲名の仕掛けにも遊びが盛り込まれていたりして、何かと注目点も多い。ただ、賛否両論を起こした意欲作の6th・7thのエッセンスは還元されていないし(強いて言えば終盤の曲に若干)、目新しさもそうないので、Ministry的にはリハビリのような作品かと。でも屈強になった打ち込みのリズムトラックや、それに伴う全体の勢いは凄まじいものがあります。