The Synthetic Dream Foundation / Behind The Gates Of Horn And Ivory

Behind the Gates of Horn & Ivory

Behind the Gates of Horn & Ivory

 

 US出身の映画音楽家Brett Branningによるダークエレクトロ/ダークウェイブプロジェクトの1stアルバム。

 

 2000年代初頭からCD-RやプロモCDなどのリリースが記録されていますが、正式な活動開始は2006年からのようで、ちゃんとしたフルアルバムはこれが初みたいです。本作ではサイケデリックトランスやハードテックなEBMをベースにした、完全に非歌モノのダンストラックで統一されており、その中でオペラコーラスが遠くで聴こえるネオクラシカル系の楽曲、ハーシュボーカルが入ったダークエレクトロ系の楽曲などのアプローチが見られる形で、そういう点では、明確に歌モノの曲もあった以降の作品とは全く異なります。緻密に重なるエレクトロニック、暗黒的/宗教的な演出、並行して耳を刺激するノイズ、攻撃的なダンスビートなどの要素が高水準に纏め上げられ一体化しており、じっくり聴いても唸らされるくらい完成度が高いし、BGMとして流す程度でもノリも良く楽しめると思います。さすがは映画音楽家、なのかな?世界観の濃さと曲調が一貫されすぎているので、一気に聴くと少々単調なきらいはあるけど、それでもなかなかの出来かと。