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Dismantled / Standard Issue

Standard Issue

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 US出身のGary Zonによるエレクトロインダストリアル/シンセポッププロジェクトの3rdアルバム(2006年)。

 

 ダークな印象が先行していたこれまでの音楽性からだいぶ様変わりし、キャッチーなダンストラックが多くなっています。それだけでも随分と聴きやすくなっているけど、タイトにまとめられたサウンドを構成するそれぞれの要素は、どれも独創的な音色/フレーズ/リズムをまとい、お互いを引き立て合って奇跡的なバランスを保っており、決してただのポップ化では括れない、コアなリスナーをも満足させるスケールアップに繋がっています。同時に、もともとハードなサウンドの中に隠されていた、彼が本来持つ哀愁のメロディセンス/楽曲の構築力が全面に出る形になり、アッパーチューンもバラードも関係なくドラマチックな曲展開が強化され、楽曲の完成度を格段に向上させています。どこを再生しても名曲に当たる打率の高さは素直に驚くし、ボーカルの表情のつけ方や、裏メロ/アウトロを彩るシンセ/ピアノの型破りな旋律にはかなり惹き込まれます。彼の出世作であり、インダストリアルロック/フューチャーポップ界においても絶大な存在感を放つ大傑作!聴いて損なし。