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Revolting Cocks / Linger Ficken' Good

Linger Ficken Good

Linger Ficken Good

 

 MinistryのAl Jourgensenによるサイドプロジェクトの3rdアルバム。

 

 なかなかの変態的ジャケットがまず目に飛び込んでくるこの作品。正式タイトル?が「Linger Ficken' Good…and Other Barnyard Oddities」と長く、レーベルをWax Trax! RecordsからSire Recordsへ移籍してのリリース。ちょっともたついたテンポで進んでいくサウンドは、かつてのリヴコにあったファンキーでよくわからない勢いみたいな味が薄れ、全体的に弛緩した空気感が漂います。伸びきったラーメンみたいな(?)。でもそのダラダラとしたループ状の展開が逆に麻薬的な魅力を生み出しているとも言えるし、インダストリアルロック的なギターの介入もあり、重厚な音の構築も据え置きなので、曲によっては渋めで普通にカッコ良かったりします。裏Ministryとはよく言ったもので、同時期にスピードを求めたMinistryがやがてインダストリアル・スラッシュメタルの名盤「Psalm 69」に辿り着いたその裏で、こんな作品に取り組んでいたというのも面白いし、やはり他のEBMユニットにはない味わいは病みつきにもなりますね。