MDFMK / MDFMK

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(2000/03/28)
Mdfmk

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1999年に一時解散したKMFDMの中心メンバー・Sascha Konietzkoが、Drillというバンドで活動していた女性ボーカリストのLucia Cifarelliを迎え、Tim Skoldと共に3人で結成したユニットのアルバム。この後2002年に再結成する新生KMFDMの母体となった存在と言えます。

 

ユニット名/アルバム名はKMFDMを逆にしただけという安直ぶりなだけに、サウンドもやはりKMFDMの延長上と言えなくもないけど、それでもだいぶ様変わりしています。前々作あたりから自粛気味だったメタルギターやギターノイズがよりヘヴィになって復活し、そのフレーズを中心に曲が組み立てられています。しかしそれでいてドラムンベースを意欲的に取り入れたリズムトラックや、時に緻密に組み込まれ、時に大胆に放射されるエレクトロニックの手練も一段と冴えており、あらゆる面で尖りまくったアルバムに。攻撃に転じた曲のアグレッシブさは相当なものだし、Skoldらしさに溢れたメロディアスな曲も抜かりなく、Luciaの親しみやすいボーカルも華を添えるなど死角はなし。なのに全体的に統一感があるのも、3人の少数精鋭という大所帯のKMFDMとは違った形で制作されたことがプラスに働いたのかも。いや、きっとそうだ!

 

思えば、管理人がインダストリアル・ロックにのめり込み手当たり次第に聴いていた頃、このアルバムに辿り着くとその衝撃の大きさに「やっと理想的な作品を見つけた!!」と歓喜したものでした(主観ですが)。あれから数年、好みは移り変わりつつも、その思いは今もさほど変わっていません。心の一枚です。なんならお墓に入れてください。

 

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