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The Dreaming / Etched In Blood

D
Etched in Blood Etched in Blood
(2008/06/24)
Dreaming

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Stabbing Westwardの元ボーカル・Christopher Hallを中心とした新バンドの1stアルバム。Stabbing~が解散(2002年)してそれほど間を置かず活動を開始したにも関わらず、なかなか正式なアルバムのリリースがされないまま年月が経過し、2008年にようやく発売されました。

 

そんな本作ですが、インダストリアル要素はStabbing~の最終作同様に皆無で、もちろんシンセロックの類でもなく、余計な装飾のないストレートなバンドサウンド。Christopherのエモーショナルなボーカルと、感傷・衝動を具現化したような、リスナーにガツンと訴える独特のメロディセンスも健在。大きく違うのは、ギターをガッツリと効かせたへヴィネス重視のサウンドにシフトしており、ほとんどの曲がアッパーなスピードチューンだということ。しかも全12曲中10曲が2~3分台ということもあって、勢い良く駆け抜けてサクっと終わる構成になっています。新人としての仕切り直しに相応しいといえばそうだけど、彼(ら)のセールスポイントが一点集中された潔さもまた作品の方向性や明快さにプラスに働いていると思います。全体を通してやや単調気味だけど、トータルタイムが短いので許容範囲。打ち込みやエレクトロニック系のサウンドを期待するバンドではないけれど、Stabbing~のファンなら安心して手に取れる内容だと思うし、何かメロディアスなロックが聴きたいという人も試す価値はありそう。