DEF.MASTER / THE FEAR OF GOD

 Rosen Kreuzの元ベーシストYU-MIを中心に結成したインダストリアルロックバンドの初期音源7インチEP(1993年)。

 

 単独の音源としては恐らく初となるもの。ジャケットの文字が何となくFoetusっぽいですね。1曲目「THE FEAR OF GOD」は、初期Foetusにも通じるようなノイズが耳を劈き、そこにMinistryにも比肩し得るノイジー&マシーナリーなギターリフが混ざり合って暴走していくという強力無比でハードコアなインダストリアルチューン。続く「BESET」は、更に無機質に抽出されたノイズの渦をバックに、オケヒットのようなシンセが何度もリフレインされる曲。いずれもとにかく叩きつけるようなノイズが強烈で、ボーカルも言葉を聴き取れないくらい歪められており、DEF.MASTER以前にYU-MIが在籍したRosen Kreuzとは比べ物にならないほど攻撃的。しかし一方でスタンダードに聴かせる説得力も兼ね備えており、そのバランスには惚れ惚れしてしまいます。下手なMinistryフォロワーのバンドが束になっても敵わないでしょう。これぞ日本が誇るインダストリアルメタル!