Fixmer/McCarthy / Between The Devil

Between the Devil

Between the Devil

 

 UK出身のEBMユニットNitzer EbbのDouglas McCarthyと、テクノ界のプロデューサーTerence Fixmerによるコラボレーションユニットの1stアルバム。

 

 当時はNitzer Ebbが再結成されていなかったので、エブの魂を継ぐ新規ユニットとして期待が集まったんじゃないかと推測。そして内容も、ある意味予想していた通りのストイックなデジタルハンマービートの連打。初期Nitzer Ebbの魂をそのまま現代に持ち込んだかのようなシンプルイズベストのエレクトロニック/EBMです。音の密度の薄さが半端じゃない。もう、この時代にこの音を出すっていうだけでただビックリするわけですよ。でも楽曲の方もあまりにもシンプルすぎるというか、とても既視感漂う流れで、ボーカルの咆え方もかつての勢いがなく、かなりの単調さを感じずにいられません。単調っていうのはこの手の音楽だと褒め言葉にもなり得るんだけど、このアルバムに関してはやはり旨みが足りないかな。速度も若干落ちてるし、1曲が長めだし、ボケーっと聴いてると「あれ?曲が切り替わってる?」とか気づかないこともしばしば。BGMとして流しっぱなしにするような聴き方がいいかも?