Slipknot / All Hope Is Gone

All Hope Is Gone

All Hope Is Gone

 

 US出身のニューメタルバンドの4thアルバム。

 

 活動休止を経てのリリース。ギターソロ乱舞、歌メロパートの増加、バラード曲の介入というように、前作で打ち出した方向性をそのまま継承した作品と言えます。つまりそれらはその場限りの変化ではない、れっきとした新たな第一歩だったってことなんでしょうかね。しかし、前作は「この音についてこい!」という自信や、それを裏打ちする説得力や可能性を感じたけど、今作はそこからあまり広がりを感じないというか、驚きが薄いというか。若干の物足りなさは禁じえないかなと。楽曲の充実度でも一歩劣るか。何度も繰り返し聴いてるとそれなりに愛着は湧いてきましたけどね。個人的ベストトラックは「Psychosocial」。打ち下ろされるハンマーのようなタイトなリズム、従来のアグレッション、クールなサビメロがコンパクトに一体化した切れ味の良さが最も新鮮に映りました。この曲やタイトルチューンくらいカッコ良い曲がもっと多かったら満足度はより高かったんだけど。まぁどっちかっていうと、今回がダメというより、今までが凄すぎたんじゃないかなと。