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BUCK-TICK / COSMOS

B 邦楽
COSMOS

COSMOS

 

 約1年ぶりの9thアルバム。

 

 7thアルバム「darker than darkness」から続いたヘヴィネスの追求を前作「Six/Nine」にて究めたせいか、今作では6thアルバム「狂った太陽」にも通ずるポップな音楽性に回帰。唯一のシングル曲の「キャンディ」に見られるキャッチーに突き抜けた曲調/メロディは久々に爽快そのものだけど、アルバム収録にあたり耳を劈くようなノイズが暴れ狂うアレンジになっていて明るい曲調との対比が鮮烈。アルバム曲にも比較的メロディが立った曲が多いものの、更にインダストリアルへ接近する次回作への伏線のようなアレンジがまぶしてあり実験色を孕みながら高いレベルでまとまっているし、そのただポップなだけではない独自の世界は健在。このあたりはさすがベテランの仕事だなと思います。耳にとことん優しいわけではないけど、少なくともどんよりとした重さや暗さは払拭されており全11曲とコンパクトなためにサクっと聴けるのも良し。ラスト曲「COSMOS」の多幸感も素晴らしい。

 

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