スウェーデン出身のニューメタル/ラップコアバンドの2ndアルバム。
挑発的なタイトルとジャケットがイカしてますね。中身は前作とそれほど変わらないけど、メタルギターがよりゴツくなってサウンドが全体的に厚みを増し、アグレッシブなスタイルに強固なフィジカルが加わっています。スピード感は少し控えめだけど、じっくりと楽曲の掘り下げに向き合ってる感じもするし、インダストリアルメタル的な手法を「それありき」ではなくバンドにミクスチャーする要素の一環として取り入れ出してる面も見受けられます。「Do What I Say」では子供が歌うパートを導入しているのも面白い。楽曲と一体化してメリハリを利かせて攻め立てるラップも依然として鮮やかで、相変わらず即効性抜群に楽しませてくれます。当時としては先進的な音楽だったようだし、今聴いても確実に楽しめると思います。