US出身のインダストリアルメタルバンドの1stアルバム「Soul Of A New Machine」のリミックス盤。
手掛けたのはインダストリアル/EBMのビッグネームFront Line AssemblyのRhys FulbarとBill Leeb。ややノイジーで無機質な色やガリガリとしたギターリフなどといった特色は保持されたまま、ドラムには打ち込みのハンマービートによる同一のフレーズを切り貼りしてひたすら反復させるような構成に再構築されています。あえて単調に仕上げられているせいか非常に機械的な感触で、そこを楽しめる人向けといった感じ。そういう点では聴く人を選びかねない面もあるものの、硬質な部分だけが凝縮されており個人的にはかなりツボ。リミックス盤としてはもとより、Godflesh~中期Pitchshifter辺りを彷彿とさせるEarache Records風の作品としても聴けます。オリジナル盤よりも好きかも…歯車のジャケットも内容にかなりマッチしててイイですね。