Static-X / Shadow Zone

Shadow Zone

Shadow Zone

 

US出身のWayne Staticを中心とするインダストリアルメタルバンドの3rdアルバム。

 

 ドラマーKen Jayが脱退後にリリースされたアルバムで、ここでバンドが方向転換。プロデューサーが変わったせいか、それとも他の理由があるのか。これまでのイメージを大きく覆すようにメロディを前面に押し出して来ました。特に「The Only」や「Invicible」で聴ける哀愁漂うメロディは、もはや別のバンドになってしまったような衝撃を覚えます。個人的にStatic-Xの魅力といえばヘヴィでダンサブルなビートだと思っていたので、メロが良いなと思いつつも最初は違和感を少し覚えたけど、1曲1曲が短くて聴きやすいし、高速チューンやメロディアスナンバーの応酬は単純に判りやすくていい感じだし、Wayne Staticのボーカルの多彩な表現力もしっかり生かされていて、そのちょっとした新次元っぷりが新鮮で好意的な結論に。ある種、飛び道具的でもあったバンドのスタンスから一度脱却して直球勝負を仕掛けてきたような姿勢にも見えるし、クオリティも十分そこに追随しています。