Godflesh / Streetcleaner

Streetcleaner

Streetcleaner

 

 Napalm Deathの元ギタリストであり、現在はJesuのフロントマンとして活躍するJustin K. Broadrickを中心としたインダストリアルメタル/ポストメタルバンドの1stアルバム(1989年)。

 

 超速グラインドコアバンドのメンバーという前身からは想像もつかない、圧倒的にスローでヘヴィなインダストリアル/ドゥーム。ヘヴィメタル的な感触は薄く、かといってボディ色もゼロ。そしてポップ度もゼロ。初期Swansを思わせるジャンク/ノイズ系の克己的サウンドで、ドラムマシンが刻む冷徹無比で硬質なリズムが、G. C. Greenの刻む重低音ベースと合わさって唯一無二の重厚ビートを刻みます。これが迫力あってクセになるんですね。Swansが廃墟のBGMなら、こちらはまさにジャケ通り?に崩壊中のBGM。薄汚れた重油で動く重機が、街という街を破壊していくような戦慄を覚えます。スローにループするビートと残響フレーズがひたすら続くので受けつけない人もいるだろうけど、個人的にはもう大ヒット。文句なしにカッコいい。 これが真の意味での「インダストリアルメタル」ではないでしょうか。終盤はEP「Tiny Tears」を収録したボーナストラックがあり、そのテンポアップした楽曲群は下手な90年代のヘヴィロック勢は太刀打ち出来ないほどの迫力。 これ1989年作品ってマジですか?凄すぎる。

 

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