Nine Inch Nails / Pretty Hate Machine

Pretty Hate Machine

Pretty Hate Machine

 

 US出身のTrent Reznorによるインダストリアルバンドの1stアルバム。

 

 結果的にインダストリアルロックシーンを代表する中心人物になったNine Inch Nails(以下:NIN)によるプラチナディスクを獲得したデビュー作。ジワジワとロングヒットしていっての快挙だったようです。以降の彼の作風に通ずる部分はあるものの、狂気や内省が渦巻くノイズや深みとは幾分距離があり、80年代のエレクトロなポップソングの影響を強く感じさせます。MinistryのAl Jourgensenが、このアルバムを「Ministryの出来損ないポップ」だと皮肉ったエピソードも一部では有名。しかし個人的にはNIN特有のポップさ、モダンなメロディがしっかりとあってとっつきやすく、ノリもいいので結構楽しく聴き通せちゃうのが好感触。もっともメタルギターもなければ音使いもシンプルなので、他の作品を聴いて後追いで聴くと物足りない面もあるかも。でも「Head Like A Hole」「Terrible Lie」などライブで定番らしい代表曲もあり、決して外せない一作。ちなみに本作はアメリカでは大人気らしいです。