Rammstein / Herzeleid

Herzeleid

Herzeleid

 

 ドイツ出身のインダストリアルメタルバンドの1stアルバム。

 

 現在では日本含め世界中にその名を轟かすまでになった彼ら。デビュー作である本作からその個性や華は既に開花しており、ドイツのお国柄か(?)軍隊の行進を思わせるようなリズミカルなリズムに、システマチックに刻まれるギターリフが融合。そこに乗せられるTill Lindemannの迫力のあるドイツ語の低音ボーカルは、特にこれといったメロディがないのに実に聴きやすく、ジャケット通りマッチョな感触。しかし全体を通して非常に耳馴染みの良いものに仕上げているのが驚きです。定期的にバンド名を叫ぶだけなのにめちゃくちゃポップって凄い。もう1つのポイントはChristian "Flake" Lorenzのキーボードで、自由な音色と歌メロをカバーして余りある独創的なメロディが、単調になりがちな全体像をいい感じにビビッドに彩ります。スピードチューンやバラード、更には変態的な曲まで自由にこなし、全体を通して聴き応えもバッチリ。1作目にして傑作です。ヘヴィですよ。踊れますよ。